アイラビューベイベー

Kmeiko2007-01-21

さて。くたくたです。
でも今日は(も)素直にだああと書き留めます。


二日酔いのまま連続講座の超少人数合宿へ。
「生産を伴うダム=水田」や「緑のダム=森林」の重要性を目で見て感じる―安威川を源流までたどるドライブ。

安威川ダム建設中にある。目的は…治水、利水、そしてとってつけたかのような「河川環境の保全」。


事業が計画されたのはもう30年前。そんな時間をかけれるならダム以外の解決策はあったはず…森林の手入れなどに時間とお金をかければ治水の役割は果たせるらしいし、建設を押すための利水は後付けのようなものやろうし、河川環境の保全はダムで解決するべきではないでしょう…ということです。大筋は。


でも。本当は大筋だけでは語れず。

完成するのはいつになるんでしょう?との質問に立ち退きを3年前に済ませた住人は「大阪府のことやからねえ…」と。しかし表には自民党のポスターがどっかん。複雑です。

立ち退きを迫られた3集落だけの問題ではもちろん無い。ダムが完成されれば我らも税金を払ってその水を得る。事業費の約1400億円…これも日本国民の税金。気付かないうちに払うことになるんやろう。でも払う以上ダム建設に関する責任ももちろん分散される…ということ。そういうこと。


そんなこんなのドライブは決して「おもしろい」とは言えないけど「興味深い」ものでした。



そして夜は深く深く素敵なオサケでした。


かつてストレスマネージメントを説いてくださった彼女は妻でもあった。
関西のキーパーソンとされている逞しく柔らかい彼女はなんと6歳の子の母親やった。
葛藤に悩まされながらも真っ直ぐで優しい彼女も2歳の子の母親やった。


守るべきものはもちろん守りたい。でも妻であること親であることのせいにして自分の人生を妥協するような生き方はしたくないという。
迷いや揺れを感じながらも自分の気持ちに忠実に生きている彼女たちは本当に素敵で嬉しかった。


いずれ子を持つんやろうと思うと今はまだまだ色んな不安を感じて怖い。子を持ったときの気持ちは母親にならないときっとわからない。でも私はきっとその子を大切にできる。私が私を大切にできるならば。
そんな風に思えた素敵な夜やったのです。




※じゅうじゅうが口ずさんでたのはとってもロマンティックなラブソングでした。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND37904/index.html