名取にて4/22夜


ずっと一緒に過ごして来た2名の看護士さんに引き続き、
明日はついに田中先生もここを発たれる。
先生に手紙を書いてたら、
ぐちゃぐちゃになってた気持ちが少しだけ整理できて、
そこから出て来た一つを今のうちに。


土地により、地域により、避難所により雰囲気はまるで違う。
ぼろぼろになった被災地で思うのは、
地域コミュニティがしっかりしていることの重要性。
被災者同士が支え合う様子に感動する一方で、
そうでない様子の避難所では心が痛み心配が増す。
毎日入れ替わる市の職員が避難所の変化を把握し
リーダをとれるかというと、それは無理なこと…
だからそこに暮らす人たち自身のモチベーションが鍵となる。
そのモチベーションを高められるようサポートするのが私たちの大きな役目。


クリニックで診療するだけでなく時間があると避難所に通い、
気になる患者さんとコミュニケーションをとりながら、
様子を見守りつづける先生に私はいつもはげまされてきた…
人と関わるって、こういうふうにすることなんや…と本当に勉強になった。


地域を盛上げる仕事…やっぱりそれやなあ…と思っている今です。